定義
バッチ加工を拒否する考え方:製品は最小単位(究極的には1個)で工程間を流れ、後工程が必要に応じて引き取り、適合品のみが次工程へ流れる。
この概念を理解する
流動生産(1個流し)は、製品を最小ロット(理想は1個)で工程間を連続して流し、後工程が必要に応じて引き取り、合格品のみを次工程へ送る生産理念である。ロット生産における待ち、運搬、過剰在庫をなくし、納期を短縮して品質を向上させることを目的とする。ロット生産と比べて、1個流しでは問題を迅速に顕在化できるが、安定したプロセスと迅速な段取り替えが必要となる。通常、その成果物は連続フローの生産セルであり、標準作業とプルシステムを組み合わせて運用する。
ビジネスシーンの例
ある機械加工工場では、従来のロット加工を1個流しに変更し、設備をU字型に配置して、作業者の多能工化を進めた。後工程で必要になったときにのみ、前工程が1個生産してすぐに受け渡す。その結果、仕掛品が大幅に減り、品質問題を速やかに発見できるようになり、納期リードタイムは1週間から1日に短縮された。