定義
問題解決ツールとしてプロセスの順序を可視化し、改善機会を明らかにする。
この概念を理解する
プロセスマップは、業務プロセスを順番に描く可視化ツールです。作業が入力から出力までどのステップを経るのか、誰が担当するのか、どこで滞る可能性があるのかを全員が確認できます。問題解決体系では、曖昧なプロセスを見える化し、チームがムダ、ボトルネック、改善機会を特定するために使用します。バリューストリームマップとは異なり、プロセスマップは物や情報の流れよりも、具体的なステップと論理的な順序に重点を置きます。用語集には別途「フローチャート」の項目がありますが、原文では両者を分けている一方、定義はほぼ同義です。現状を示すにはフローチャート、あるべき状態を示すにはプロセスマップを使うなど、用途で区別できます。通常、ステップ、意思決定ポイント、担当者、時間情報を含む図表が成果物となり、その後の改善活動で共通の言語として活用されます。
ビジネスシーンの例
新しい生産ラインの稼働前に、プロセスチームはプロセスマップを使って、原材料の入庫から完成品の出荷までの各工程を整理する。検査工程の重複と長い待ち時間が見つかったため、チームはそれに基づいてプロセスを再設計し、不要な手順を削減するとともに、各工程の責任者を明確にする。最終的に明確なフローチャートができあがり、標準作業と教育訓練の基礎となる。