定義
年間ブレークスルー目標から導き出される少数の重要改善テーマ(年間改善優先項目、AIP)を設定し、さらにTTIと行動計画を定める。戦略展開において、年間目標と行動計画・資源配分をつなぐ層である。
この概念を理解する
改善優先項目は、戦略上のギャップを、複数の期間にまたがって改善すべきテーマに置き換えたもので、通常のToDoでも知的財産プロセスでもありません。変えるべき業績結果、現在のギャップ、責任組織を明示し、年間ブレークスルー目標から導き出したうえで、TTI(重要追跡指標)と行動計画を設定します。略称IPは資料によってIntellectual Propertyを指す場合もあるため、画面では文脈に応じて区別する必要があります。知的財産の意味は「知的財産プロセス(IPP)」に統一して説明します。
ビジネスシーンの例
会社の3か年目標では、新製品売上高の比率を15%から30%に引き上げることが求められています。チームは「顧客ニーズから上市までの期間短縮」を改善の優先項目とし、さらに本年度の承認期間、試作期間、上市納期遵守率の目標を設定しました。「イノベーションを強化する」と書くだけで、ギャップ、指標、責任者がなければ、戦略展開マトリクスには記載できません。