定義
実際に現場を一通りたどって作成したバリューストリームマップ:工程ボックス、データボックス、在庫三角形、情報フロー、タイムラインには、システム上あるべき数値ではなく、現場で観察した数値を記入する。
この概念を理解する
現状図のルールには、見落とされやすいものが3つあります。顧客側から逆方向にたどること、各自がまず1枚ずつ描いてから統合すること、データは帳票ではなく現場観察から得ることです。逆方向にたどるのは待ちを見つけるため、各自が描くのは意見の相違を明らかにするため、観察してデータを取るのは「本来こうなっているはず」という姿を現状として描かないためです。「現状」という概念とは異なります。現状は現在の状況の記述であり、現状図は工程ボックス、データボックス、在庫三角形、タイムラインを含む図で、リードタイムと付加価値比率を算出できます。描き終えたら、まず検証して爆発点を明示し、その後で初めて未来状態図を描きます。
ビジネスシーンの例
チームは出荷側から上流へライン全体をたどり、各箇所の仕掛品数量と各工程のサイクルタイムを資料ボックスに記入する。時間線の下段の合計は 275 秒、上段の合計は 19.7 日となり、3か所のロット待ちが一目で分かる。