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標準偏差

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σ Standard Deviation

別名:標準からの逸脱

定義

データが平均値の周りにどの程度ばらついているかを表す統計量。ばらつきが大きいほど標準偏差も大きくなり、安全在庫、工程能力、測定システム解析に共通する計算の基礎となる。

この概念を理解する

標準偏差によって「変動の大きさ」が、数式に使える数値になる。在庫面では安全在庫の計算に使う。需要の標準偏差が大きければ、より多くの資材を用意しなければならないため、在庫を増やすより変動を抑えるほうが得策だ。品質面では、工程能力と測定システムの変動の計算に使う。規格幅を標準偏差で割った値が、能力指数の基本となる。判断にあたっては、まずデータが同一の工程から得られたものかを確認する。2つのシフトや2台の設備のデータを混ぜて算出した標準偏差では、どの工程も記述できず、いかなる結論の根拠にもならない。

ビジネスシーンの例

ある品目番号の日次需要平均は100個、日ごとの標準偏差は12個である。チームはサービス水準95%に応じてZ=1.64を用い、安全在庫を設定した。注文を週単位から日単位に変更したところ、標準偏差は4個に低下し、同じサービス水準で安全在庫は3分の2減少した。