定義
顧客ニーズに基づく製品の速度:シフトの稼働可能時間をそのシフトの顧客需要量で割った値で、通常は秒で表す。
この概念を理解する
タクトタイムは顧客需要に基づいて設定する生産のリズムで、同じ期間の稼働可能時間を需要量で割った値です。製品1個またはサービス単位1件をどのくらいの頻度で完了する必要があるかを示し、実測したサイクルタイムとは異なります。時間と需要には同じ期間を用いる必要があります。受注明細行などの事務作業も単位として扱えますが、複雑さの違いを区別する必要があります。並行して作業する人員を増やしても顧客のタクトタイムは変わらず、処理能力と1人当たりに割り当て可能な作業時間が変わるだけです。
ビジネスシーンの例
ある組立ラインは1日2直で、各直の稼働可能時間は27000秒、顧客の日次需要は1500個である。したがって、1日の稼働可能時間は54000秒となり、タクトタイムは36秒/個となる。監督者が各工程のサイクルタイムを比較したところ、ある工程に40秒かかっていたため、まずその工程を改善して品質を検証する。1直の時間を1日の需要で割って18秒を算出してはならない。