定義
すでに発生した問題の根本原因を除去することを目的とした処置。根本原因分析の後に実施し、問題が再発しないことを検証しなければならない。そうでなければ、単なる応急処置である。
この概念を理解する
是正処置と対策は教材ではしばしば混同されますが、重視する点は異なります。対策では暫定と恒久の区別を重視し、是正処置では根本原因に対応し、再発の検証を受けることを重視します。是正処置は予防処置と対になっており、前者は発生済みの事象に、後者は未発生の事象に対処します。これらを合わせたものが是正・予防処置です。是正処置として有効かどうかは、3つの問いで判断します。どの根本原因を除去するのか、再発の有無をいつ検証するのか、失敗した場合に誰がエスカレーションするのか。人だけを変え、プロセスを変えない措置(研修の強化、意識の向上)は、ほとんどの場合、是正処置ではありません。
ビジネスシーンの例
ある設備の故障が3か月連続で発生した。5つのなぜの記録をたどると、潤滑基準からポイントが1つ抜けていたことが分かった。是正措置としてTPMマニュアルと点検表を改訂し、再教育を実施した。30日後にその箇所に異常がなく、故障も再発していないことを確認して、初めてこの項目をクローズとする。